HELIKON-TEX RAID SHIRT Rhodesia
ローデシアファンのみなさま、大変お待たせいたしました。
ヘリコンテックスから新型のBDUシャツ、その名も「レイドシャツ」の登場です。
いわゆるクラシカルなBDUジャケットを発展させたシャツなので、UTPやUTS11といったパンツと上下セットでの運用がお薦めです。
1940年代に登場したBDUを現代的な視点で再設計しており、素材にはポリコットンストレッチリップストップ生地(ポリエステル50%、コットン48%、エラスタン2%)を採用することでわずかながら伸縮性を獲得しています。
90年代以降、BDUの肩にポケットを移植・追加するカスタムBDUが流行しましたが、そういったモダナイズドされたBDUシャツを目指した構造になっています。
最大の特徴は、コンバットシャツなどにも取り入れられているラグランスリーブを取り入れた構造にあります。これは肩の縫い目をなくすことで、プレートキャリアやチェストリグのストラップと干渉して生じる不快感を減らすのが目的です。旧来のBDUにはなかった構造ですが、米軍のIHWCU(改良型ホットウェザーコンバットユニフォーム)などにも取り入れられており、今後こういったスタイルのシャツ/ジャケットは増えていくかもしれません。
身頃はボタンで留めるタイプです。
レイドシャツには、合計で8つものポケットが用意されています。
胸のポケットは角度をつけて縫い付けられており、左右それぞれの手で操作しやすくなっています。フラップは2つのボタンで留められており、小さなループが用意されているので、キーホルダーなどをぶら下げておくこともできます。
シャツの内側にも2つのポケットがあり、
片側はマップケースなどに向いたオープン構造、
もう片側はジッパーポケットです。シャツのボタンをひとつ外すだけで手を入れることができます。
両肩には斜めのポケットが2つあり、フラップはベルクロとボタンの好きな方で留められます。ベルクロの開閉は非常にスムーズで、素早く中身にアクセスできます。
また、ベルクロを剥がすベリベリという音を出したくない場合や、ベルクロの接着力が低下する高温多湿の条件下ではボタンを使うなど、使い分けができるのも大きな利点です。
肩のポケットはパッチスペースを兼ねており、各種パッチを貼ることも可能です。
肘にはパッドを挿入するためのスペースが設けられています。
袖口はベルクロでサイズ調整できます。
カラーはローデシア迷彩、サイズはすべてEU表記となっています。
BDUジャケットを踏襲したデザインなので、表記の数値よりも少し大きく感じます。
175cmでやせ型のスタッフがSサイズでゆったり着られ、袖が少し長く感じられます。
XS | S | M | L | |
着丈 | 74 | 75.5 | 77 | 78.5 |
身幅 | 52 | 55 | 58 | 61 |
袖丈 | 82 | 83 | 84 | 85 |
・ポリエステル50%、コットン48%、エラスタン・メッシュ2%
・618g
・ポーランドデザイン
・中国製
*サイズ表記はユーロサイズです
スモール=EU-S=US-XS
ミディアム=EU-M=US-S
ラージ=EU-L=US-M